【認可保育園の7割が園庭がない⁈】
大田区生まれ大田区育ち、今は大田区の保育園で子どもと自然と接しながら毎日過ごしています。
aurora journeyを始め、保育とさらに向き合うなかで「地域と子育て」の結びつきの大切さを改めて感じ、何かしら育ち・住んでいるこの大田区に還元したいと思い、今年から少しずつ大田区で活動を始めています。
今日はそんな大田区大森の男女共同参画推進センター エセナおおたで、エセナフォーラム2018が行われ、講師:和光聡さんによる「おとな&こども 地域のなかでの子育ての輪づくり」に参加してきました。
大田区で長く地域活動をされている方や、区議・都議会議員の方々も来られ、大田区の子育て中心にワークショップ形式で話し合いました。
大田区の現場を知る方が多く、興味深い話が盛りだくさん。
・子どもの遊び場がない
・子どもがうるさいとクレームが多い
・鬼ごっこ禁止の公園が増えている
・小学校で園庭で遊ぶことが減ってきて、室内で過ごさなければならない
・公園は保育園の園児ばかりで、就園前の子どものほとんどは児童館で過ごしている
・出産後支援事業のかるがもは物を贈るより、サービスを贈るべき(子育て応援券)
・缶蹴りを知らない保育士がいる
・9割の小学校で、おやじの会がある
大田区の現場をする方が多く興味深い内容が多かったのですが、特に驚いたのが、「大田区認可保育園の7割強が園庭がない」という現実。
子どもの遊び場が減っている現実は知っていたが、子どもが遊び、友達と群れるために場がないという現実。政府が園庭なくても保育園を作ることを認めているのでその現状は理解してますが、それにしても酷くないでしょうか?そりゃ近隣の公園には保育園児が溢れますよね。“昨日の続きがしにくい公園”に複数の園が集まり、子どもの成長にとって一番重要な遊びは保障されるのでしょうか。
どうすれば理解してもらい、改善し、場を作っていけるのか。集った仲間たちと今後も語り、アクションし続けていきたいと思います。
#おとな&こども・ほっとネット