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【3選】年末年始に読んで「視界が広がった本」(ん~…でも世界はまだまだ広いなぁ~)




普段読まないジャンルに出会うのは、ありがたい。 1.人類の起源、宗教の誕生: ホモ・サピエンスの「信じる心」が生まれたとき


「不在の者受け入れる想像力」

秋から受けている連続講座の課題図書。自分の視野を広げてくれたというか、保育よりもっと手前の「人間とは」を考えさせてくれた。「人間とは」を考えることで、「では私は」「では子どもは」「では保育は」になる。保育を考えるのも大切だが、そもそもの核を見つめることの大切さを感じた。そしてこの本に出合って、2021年は意識の先の「身体性」を高める改革をしようと思った。



「医学モデル・社会モデル・統合モデル」

自閉症・脳性まひ・ジェンダー・多重人格・薬物依存・路上生活者...などなど、様々な立場の方のコラムが載っていて、それだけでも視野が広がった。そして何よりその一人一人は自己を見つめ、社会の在り方に触れ、意見を言っているのが興味深かった。「相模原事件」のことや、資本主義、パワーワードが満載で、社会の色んな面に気付く良い時間でした。同時に「一概には言えないな」と自分の視野の狭さにも気づかされました。 また東京工業大学の伊藤亜紗氏の「信頼の風土」の中にある「安心と信頼」については必読に思えた。ちょうど保育における「管理・自由・放任」のバランスの悩みもあったから余計に。



「今の現在進行形」

東日本大震災から10年が立つ。恥ずかしながら「原発は反対・・・かな」「放射能はよくないよ。でも福島の復興は応援しているし、もう野菜とかも安全なんでしょ?」的に考えていた。3.11以降の半年間に「これは大変かもしれない!?でもこの問題良く分からない」と思った著者が、あらゆる専門家にインタビューしたものなので、「原発や放射能とか、なんとなくしか分からない」って人におススメ。分かりやすすぎて、みんなで読書会とかしたくなる。社会の流れや、メディア、利権、政治などなど、自分の一般教養の狭さに、さらに恥ずかしくなるけど、今からでも遅くない。知ることから始めよう。



「正義と悪」の二極化に興味があったり、カリスマ保育士について考えている時に出会った本。脳の構造等の説明も多いけど、分かりやすいかな。



これも面白かった。みんな色んな事情があって、みんな必死に生きてる姿にカッコよさを感じた。ソーシャルワーカーも大切だけど、物流も大切で、それを支えるインフラ整備も大切。どの仕事もみんな繋がっているみんなで社会を支えてるんだなぁ~としみじみ感じました。



Aurora Jouney.について
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理念「大人が輝くことで、子どもが輝き、社会がより良くなる」の基に、子どもに関わる大人に対して、参加者との対話を大切にした場を作っています。

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代表のプロフィール
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久保田修平。1984年、東京都大田区出身。「世界の子育て、保育を知る旅」を掲げ、600日をかけヨーロッパ・北中南米・ニュージーランド・アジアの25ヶ国を訪問。

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